那須みふじ幼稚園の本 『シュタイナー教育から“みふじ“の保育へ』が出版されました!
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ごあいさつ

私たちの幼稚園は那須街道の御料林と那珂川沿いの県有林にはさまれた、緑豊かな環境にあります。昭和51年、初代園長内海暢子によって創設されて以来、3000名以上の子どもたちをお預かりして現在にいたっています。

私たちの保育の柱の一つにシュタイナー教育があります。初代園長は、日本ではまだシュタイナー教育がまったく知られていなかった昭和40年に、当時ドイツ留学中であった髙橋弘子前園長とともにヴァルドルフ(シュタイナー)幼稚園を見学しました。そして、そこでの子どもたちの生きいきとした姿に感動して、もしこのシュタイナー教育の理念を日本の自然と文化の中に取り入れることができれば、理想の保育が生まれるのではないかと考えたのです。

私たちのもう一つの柱は、幼稚園で働く一人ひとりの信念です。日本舞踊の花柳和先生をはじめ、この幼稚園を支えてくれた教職員たちの子どもたちへの思いと願いが積み重なって、私たちの独自の「みふじの保育」が形成されてきました。その意味で、私たちは「シュタイナー幼稚園」ではなく、保育者と職員がともに創りあげる「地域の幼稚園」を目指しています。

そして三番目の柱として、豊かな自然と保育者や職員の真心によって準備される環境があります。日々の保育を中心に、ピアノ、陶芸、日本舞踊、サッカー教室を含む「芸術センター」の課外活動、職員が心をこめて手入れしている自前の畑や四季の祭りと行事を通して、子どもたちが日本の自然と伝統文化に触れつつ、一人ひとりのかけがえのない個性が育つことのできる環境を用意しています。

私たちの幼稚園には、子どもたちを中心に、そこに関わってくださった人々の知恵と経験が生きています。これからも保護者の皆様と力を合わせて、本当に子どもたちのためになる、よりよい保育を目指してまいります。

みふじ幼稚園にご関心をお持ちいただけましたら、どうぞお気軽に見学にお立ち寄りください。


園長 高橋 明男

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